四国溶材で働く人々

営業部 西条営業所 横田昌彦
横田昌彦
営業部 西条営業所
2005年入社

営業の仕事だから見える可能性。

そこから生まれる新しい価値。

●大切なのはお客さまとの信頼関係

営業の仕事では、商品を利用していただいているお客さまを訪れ、溶接材料や新たな商品の提案を行います。溶接に必要な材料の種類は目的によって変わるため、メーカーとして適切な材料の選定が欠かせません。お客さまと一緒に図面や材料を確認しながら、施工方法の説明なども行います。
専門的な知識も必要にはなりますが、一番大切なのは信頼関係です。たとえ良い商品だろうと、それを販売する人物が信用できなければ、利用しようとは思いませんね。印象に残っているのは入社して3年目に販売した溶接のロボットです。大掛かりなロボットのため少し高額でしたが、お客さまと対話を重ね、ぴったりの商品だと思い提案したところ、採用してもらい「おかげで仕事が順調だよ」と喜んでいただけました。商品が良いのはもちろん、私個人も信頼してもらえた結果ではないかと思います。

横田昌彦

●営業を通して見える社会の姿

横田昌彦

営業を続ける中で、社会の見方が大きく変わりました。溶接材料や取り扱っている商品は、社会のあらゆる場所で関わっています。例えば建物に関して、普通は建設が終わった後にどんな建物かを知ると思いますが、公開されている情報を見て、どんな建物ができるのか、景気はどうなっているのかなど、一歩踏み込んで考える習慣が身に付きました。
さらに訪問するお客さまは幅広く、それぞれの業界ならではの話を聞くことができます。それをきっかけに関心の幅も広がり、多方面の知識が増えました。構造物の材料を通して、広く社会の「つくり手」の視点を持てるのは、この仕事だからこそですね。
ただ、どんな場所でも品質の確認をするようになり、建物や遊具が痛んでいるのを見ると、気になってしまうこともあります(笑)。

●可能性は異分野の交流で生まれる

当社はメーカーでありつつも、商社として幅広い製品を取り扱っています。身近な所だと工具も取り扱っているので、DIYにも生かすことができます。商品の用途はとても広く、他の企業の方との勉強会や、お客さまとの会話の中で、思いがけない利用方法が見つかることもあります。当社は大きな事業として工業用ガスを取り扱っていますが、さまざまな業界の方に話を聞く中で、養殖のためのガスや食品で使用されるガス、もしくはそれにまつわる設備など、新しい活用方法があると気付きました。これも営業として、多方面のつながりがあるからできた発見ですね。ガスは現在の用途にとどまらない、大きな可能性を秘めていると思いますので、可能性を探り、新たな価値を生み出したいと思います。

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